デジタル技術を応用した
革新的なデザインと機能をもつ
次世代型矯正装置
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主催:SHU-lider矯正研究会 / 協賛:株式会社ASOインターナショナル / 後援:フォレスタデント・ジャパン株式会社、安永コンピュータシステム株式会社
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SHU-lider® は、デジタル技術を応用し、革新的なデザインと機能をもつスライディング・メカニクスによる3Dメタルプリント矯正装置です。
上顎大臼歯を所期した位置に確実に歯体移動を行い、さらに前歯のリトラクション、小臼歯の遠心移動、上顎急速側方拡大の治療を効果的かつ効率的に組み合わせることが可能です。
また、上顎小臼歯抜歯症例においても口蓋後方部に強固なアンカレッジを確立することで、より確実な前歯のリトラクションが可能となります。
犬歯、小・大臼歯のダイナミックな歯体移動により、Physiologic drift 効果も活用することができます。
この度は、SHU-lider矯正研究会のホームページをご覧頂きありがとうございます。
私は、ドイツ・デュッセルドルフ大学矯正歯科において2010年より3年間、矯正専門医養成コースに在籍し、幅広い専門教育を受ける機会を得ました。
デュッセルドルフ大学矯正歯科は、世界に先駆けて口蓋部の矯正用アンカースクリューにアバットメントを連結固定可能な、スライディング・メカニクスを応用した大臼歯遠心移動装置とシステムを開発しました。
留学当初よりこの装置とシステムのトレーニングを受け、数多くの治療経験を積み、臨床研究にも携わることができました。
私のドイツ歯学博士号の研究により、矯正用アンカースクリューとスライディング・メカニクスを応用した装置で効果的に上顎の大臼歯の遠心への歯体移動が可能であることを明らかにしました。
ドイツと日本での多くの臨床経験や研究に基づき、革新的なデザインと機能を組み合わせ、さらにデジタル技術を応用した、SHU-lider®を日本において考案、特許取得しました。
また、国内のみならず世界有数の技術力とシェアを誇る矯正専門ラボのASOインターナショナルと共同開発し、日本で製品化することができました。
SHU-lider®は、矯正用アンカースクリューを固定源としスライディング・メカニクスを応用し、従来の装置よりも確実な大臼歯の遠心移動・固定のみならず、犬歯や小臼歯の遠心への歯体移動・固定、前歯のリトラクションも同時に行なうことができます。
小臼歯抜歯ケースでは、抜歯後早期に犬歯の確実な遠心への歯体移動が可能なため、前歯のリトラクションがより効果的、効率的に行えます。
最先端デジタル・CAD/CAM技術の応用により、精密で適合や強度に優れ、かつ操作性の良い装置を作製することができるようになりました。
この度、SHU-lider®の普及と会員の先生方の情報交換および、更なる発展のために、SHU-lider矯正研究会を設立いたしました。セミナーや会員症例検討会の開催や、装置に関連する最新情報を提供いたします。
今後とも、ご愛顧賜りますよう宜しくお願いいたします。
2021年8月吉日
SHU-lider矯正研究会代表
山口修二
・ドイチェ歯科・矯正歯科院長
・九州歯科大学卒業
・ドイツ・デュッセルドルフ大学大学院矯正歯科卒業
・ドイツ歯学博士(Dr. med. dent.)
・ドイツ公認矯正歯科専門医
・日本・ドイツ歯科医師免許
・SHU-lider矯正研究会代表